2015年3月18日水曜日

樹木鉛筆 BOSCO wood pencils - 企画スタート

商品開発スタッフの飯田です。
20年前に限定数量のみ販売しました「樹木鉛筆」でしたが、多くの問合せを頂いていていましたので、これまでに再販企画は幾度かアプローチをしてきたようです。
私も聴かされていませんから、そのようです。

私が担当して判るのですが、20年前であっても、鉛筆メーカーが「樹木鉛筆」を商品化できたことが奇跡的なことだったと想います。
ですから、限定生産で終了したのでしょう。

最初に私が尋ねたのが、東京都荒川区にある日本鉛筆工業協同組合です。
荒川区の地場産業の1つが鉛筆だとは知りませんでした。
親切に対応していただいたのが、事務局長の春田さん。私と違って言葉静かに語られる、落ち着いた男性でした。
20年前に販売した「樹木鉛筆」もご存知で、再販に向けて協力して頂けそうなメーカーさんを紹介をお願いしましたところ、「対応できそうなのは○○さんところぐらいで、他は難しいと想う」とのことです。
 

早速、ご紹介のメーカーさんと打合せを進めますが、なかなか具体的な話に進まずに不思議の連続でした・・・・

ちなみに、「樹木鉛筆」の製造を担当したコーリン鉛筆さんにお願いするのが一番話しが早いのですが、20年の時の流れで社業を卒業されていました。
さらには、鉛筆業界に当時の「樹木鉛筆」の苦労話が3倍増しで伝わっている様子です。
「他はメーカーさんは難しいと想う」との、春田事務局長のお言葉の意味がここにあったのかもしれません。

現実の厳しさを痛いほど経験することになるのですが、それは次回のお話で。

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